the gate #03

門をくぐると

茅葺屋根をしつらえた

立派なお堂が出迎えてくれた。


明治の文豪・森鷗外は

このまちに生まれ

この寺に眠る。


彼が最期に残した言葉

“余ハ石見人

森林太郎トシテ死セント欲ス”


生まれ育ったこの土地が
幼い頃の名前が、記憶が
走馬灯のようによぎったのだろうか。

おかえりなさいと
言いたくなった。

永明寺
島根県鹿足郡津和野町後田ロ107

ツワノトイロ - TSUWANO TOIRO -

山間の小さな城下町「津和野」 この町に息づく多彩な”色”の物語。

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