ハクギンノイキ#05

一筋の朝陽が射し込むと、

その光を求めていたかのように、

霜も雪もキラキラと輝き、

白い煙のようにモクモクと

蒸気を上げながら溶けていく。


霜ニモ負ケズ

赤い実をつける南天は

それでも誰かに気づいて欲しくて

一生懸命なんだろう。


ツワノトイロ - TSUWANO TOIRO -

山間の小さな城下町「津和野」 この町に息づく多彩な”色”の物語。

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